※レースの成績や出走表などについては、急な変更や発売中止などもありますので、念のため主催者発行のものと照合してください。
スタート分析
10Rの周回展示修了後に、12R優勝戦6人によるスタート特訓が2本、行われた。進入はともに枠なり3対3で、深い起こし位置とはならず。後半戦から無風の状況が続いており、風の影響はなさそう。1本目はスロー3者の大池、馬場、西村は、しっかりと踏み込めておりスリット気配は問題なし。4号艇の小坂がダッシュのぶん、勢いがついて伸び気味だった。
2本目も同じく枠なり3対3だったが、1本目とは異なり、ややスリット隊形にバラつきが出た。特によく見えたのは3号艇の西村と6号艇の石橋。西村は地元ということもあり、強気の仕掛けでスリット後も力強く伸びていき、近況上昇中の66号機は今回も信頼度は高いだろう。石橋の65号機も好素性機。準優10Rでは4カドから見せ場をつくっただけに、そろそろ一撃があっても驚けない。
特訓気配は全員が上々で劣勢な艇は見当たらず。本番も無風の状況が予想され、直前の展示気配も含めて改めて検討したい。
記者予想
混戦の主役には馬場を指名する。理想は1号艇での進出だったが、昨年10月のダービー(とこなめ)を2コース差しで制したように、2号艇でも勝ち切れるのがSG4冠のテクニック。3日目にGⅠ覇者・船岡洋一郎(帰郷)のイン戦を差し切っており、仕上がりにも問題はない。12月の住之江グランプリ(19~24日)に好イメージで臨むためにも、今節を優勝で締める。インから住之江初Vを狙う大池は出足を強化できるかが鍵。正味の足でリードする西村もチャンスはある
出走表
買い目
ゲスト予想コラム
どーも。
元レーサーのここがポイント
準優はすべて逃げ決着となり、コンマ02のトップスタートから快勝した予選トップ通過の①大池佑来選手が優勝戦の1号艇です。①大池選手は前節の多摩川優勝戦で、スタートで後手を踏み悔しい2着でした。しかし、それまでの優勝戦1号艇は、江戸川周年を含む6連勝。今回で自身20回目の優勝戦1号艇ですが、過去19回のうち14回1着で、2連続で負けたことはありません。予選は②馬場貴也選手と得点率で並びましたが、着位差で競り勝ち、その結果として掴めた絶好枠です。舟足は伸び中心にパワフルで、スタートに集中して住之江初優勝を仕留めます。
大池選手にとって脅威となるのが、やはり②馬場貴也選手です。②馬場選手は今年の賞金ランキング首位。近畿地区戦に続く住之江連続Vとなれば、年末の住之江GPへ良いイメージを持って挑めるのではないでしょうか。機力万全とは言えないものの、鋭い差しハンドルでバックどこまで迫れるか注目です。
③西村拓也選手、④小坂宗司選手、⑤森貴洋選手と大阪勢が3~5号艇に陣取ります。大池選手が馬場選手に意識が向くなら、機力上々の③西村選手の攻めも魅力です。住之江の優勝戦は3コースなら過去6回1勝2着4回3着1回と全て舟券絡みです。買い目にはありませんが、F持ちでも8走中5走でトップスタートの④小坂選手の仕掛けが気になります。展開あれば、ソツない⑤森選手、良機の⑥石橋道友選手も浮上のチャンスはありそうです。
(本線)123BOX
(狙い目)1-3=456
選手コメント