※レースの成績や出走表などについては、急な変更や発売中止などもありますので、念のため主催者発行のものと照合してください。
スタート分析
第10R発売中にトライアル1st1回戦12Rに出場する6選手のスタート練習が行われた。1本目は枠なり3対3だったが、3コースの山口がスリット手前からグイッと伸びて艇団をリード。インの桐生と2コースの片岡も伸び返す雰囲気はあった。ダッシュ勢では大外の菊地がやや立ち遅れたが、スリットからの伸びは上々だった。
2本目は1234/56となり、ここも3コース・山口の軽快さが目立った。5カドになった平本はダッシュぶんだけ伸びたが、山口には及ばなかった。
3本目は各自が6号艇の菊地のコース取りをけん制するような動きをみせたが、その菊地は何事もなかったかのように大外へ。ただ、本番はどうなるか分からないとみたのか、深谷と平本は深めのスローへ入り、山口はダッシュを想定した1245/36の練習となった。ここはスロー4者がやや深めの起こしになったこともあり、5カドの山口と大外の菊地が勢いよくスリットを通過した
記者予想
近況は好パワーを発揮している78号機を手にした桐生は、前検のスタート練習でも上々の動きを披露した。まずは白星発進へ、気合の鋭発から先マイ一気に押し切るとみた。出足を中心に好気配を示した山口が次位の筆頭。センターから鋭く切り込んで桐生撃破を目指す。TR1st組では上位のエンジンを駆る片岡は差し構え。前ヅケも視野に自在な攻めを繰り出す菊地も侮れない
出走表
買い目
ゲスト予想コラム
どーも!
皆さんごきげんよう!
元レーサーのここがポイント
絶好枠で登場する桐生選手は前検から試運転、特訓とも気配がよさそうでした。78号機は温水パイプが装着されてから急上昇中で、トライアル2nd組の88号機、16号機に次いで僕の〝推しエンジン〟。前検から注目していて、実際出足もよさそうだったし、スタートの握り込みもよかった。伸びることはないけど、手前が軽快でインなら問題ないと思います。
好エンジンの85号機を駆る片岡選手は逆にそこまでの気配ではなかったですね。ただ、そうはいっても調整する時間はあるしそこまで心配はしないでよさそう。出足系のエンジンだから片岡選手に合っていると思うし、回転さえ合えば十分に戦えるレベルになるんじゃないでしょうか。あとは前検の気配をみて一番驚いたのが山口選手。1回目の特訓の動きから「いいな」と思ったし、桐生選手のイン戦を破るとすれば、山口選手かなと。深谷選手と平本選手の動きはもうひとつ。機力の上積みが欲しいところです。それと気になったのは少し伸び加減だった菊地選手。6号艇ですが、黙って6コースってことはないと思うし、進入から目が離せません。展示から前ヅケに出ると思いますが、本番も枠なりオールスローか、菊地選手が伸びていれば深谷選手や平本選手はダッシュを選ぶ可能性はあります。枠なり3対3も当然ないことはないし、進入から考えてもらえれば、さらに予想が面白くなると思います。みなさんご存じのとおり、TR1stは2走だけ。どの選手も大敗はできないし、特に1号艇の選手はその思いが強いでしょう。桐生選手はとにかく先に回っての逃げ。あの動きならスタート遅れも考えづらいですからね。山口選手が逆転するケースは、スタートで先行してのまくり差し。去年はTR2nd1回戦でFを切ったけど、その悪いイメージよりも今回に懸ける思いの方が強いと思うし、スタートはしっかりと行くと思います
選手コメント