※レースの成績や出走表などについては、急な変更や発売中止などもありますので、念のため主催者発行のものと照合してください。
スタート分析
初日12R・千成賞組のスタート特訓は、10R発売中に行われた。コンディションは緩めのホーム追い風。3本とも枠なり進入だったが、1本目は3号艇の篠崎元が3カドに引っ張って2対4。気配は5号艇の太田がやや優勢。1号艇の石野は100㍍を入る深めのインでやや力感を欠いた。2本目、3本目は枠なり3対3。石野を含め、ほとんど大差はなかったが、3本目は篠崎元の動きが若干よさそうだった。篠崎とともに新エンジン、新ペラの井口は直前に「やっぱり一節使っているエンジンとは回転の上がりとかが違う」と話しており、実戦足の部分でレース本番は差が出るかもしれない。
記者予想
Wドリーム第1弾は全6選手がSG覇者で内枠から4人はゴールデンレーサーが並ぶ豪華な一戦だ。昨年2回目のGP優勝を飾った〝浪速のエース〟の石野が不動の中心。手にした19号機は初おろしの前節、真鳥章太が中堅レベルの動きだったが、石野の手にかかれば、いきなり6秒79の前検一番時計をマーク。スロー、ダッシュを問わず力強い動きをみせた。大会連覇&4度目の地元GⅠVへまずはインから華麗な逃走劇を披露して白星をつかむ。
焦点の次位争いはセンターから自在に立ち回る篠崎元志を筆頭に推すが、F休み明けでもダッシュから軽快な動きが光った太田の浮上は要注意。事故率が高い白井は無理できないが、2コースからすんなりと差す展開になれば粘り込むか。井口も機力の上積みがあれば侮れない。
出走表
買い目予想
【本線】
❶―❸↔❺、❶―❸―❷
【穴目】
❺↔❸、❺―❶流し
ゲスト予想コラム
モーターもボートもおろしたてでな~んの数字もない時にどーやって予想するのかって話なんですけど、あたしゃもうイメージしかないと思うわけですよ。ま、あとは直近のコース別成績くらいなもんですが、これが厄介極まりないんですよね…。
見てみりゃ分かりますが、ドリーム出場全選手の直近の成績なんて、ハッキリ言って見ないほうがいいレベルで全員がいいんです。とりあえずインの石野くんが逃げるとしても、そこからなんでもありそうで誰でもありそうでありそう過ぎますから。
となると最終手段ですよね。「どこを買うか」。そう、何が来るかではなく、どこから買えそうなオッズになりそうか。これしかありません。
というわけで第一候補はういち買い。1-234-56ですね。これならそこそこつくんじゃないでしょうか。あとは…いや、まだまだ先は長い。節間考えたらここで無駄に大怪我する必要はありませんから、ここだけにしておきましょう。初日に大敗するともう止まらなくなって、最終的に何故ここを買ってるのかの理由すらわからない目を買い出しますからね、僕は。うん、初日はここだけにしておきます!
元レーサーのここがポイント
新エンジン、新ペラに換わって今節で2節目。篠崎元志選手と井口選手、上田選手、宮之原選手の4人は新エンジン、新ペラで他の選手のエンジンは前節の初下ろしで1度使用されています。初日メインの千成賞組は第1班でスタート特訓が行われ、試運転も含めて石野選手がいい感じでしたね。特訓前の試運転から結構優勢な動きだったんですが、特訓ではインに入った1本目から周りを圧倒していたし、気配は抜群でした。まだレース足とかは分からないけど、前検としては十分でしょう。まずはインからしっかりと押し切って…というところでしょう。試運転の感じで言えば、白井選手は寺田選手との足合わせでかなりやられていましたね。ただ、相手の寺田選手は前節の優出機(32号機)っていうこともあると思いますが。それでも特訓ではスタート後の足は石野選手以外とは変わらなかったです。このメンバーの中では井口選手と篠崎元志選手だけが新エンジン、新ペラ。井口選手は前検タイムは悪かったけど、試運転のターン回りはよかった。それはなぜかと言ったら、それが新ペラの特徴だから。新ペラはターン回りはいいけど、まず直線は出ることはないので。だから前検タイムとかは気にしなくていいと思いますし、新ペラの状態であの動きなら、ペラを叩いていけばいい足になるんじゃないかなって感じがありました。篠崎元志選手も悪くなかったし井口選手同様、激変する可能性はありますよ。太田選手と中島選手は悪くなかったけど、まあ普通でしたね。外枠を克服できるかがカギとなりそうです。
選手コメント