※レースの成績や出走表などについては、急な変更や発売中止などもありますので、念のため主催者発行のものと照合してください。
スタート分析
準優日の7日に比べ、穏やかな水面コンディションの中、9R終了後、優勝戦進出6人による2本の特訓が行われた。
2本とも123/456の枠なり進入で、小回りブイ辺りのイン篠崎元をはじめ6人ともに同じ起こし位置。1本目スロー勢では2コース高倉の気配がややよかったが、篠崎、3コース益田も大差なく、ダッシュ勢では4カド渡辺もそこまで目立つことがなかった。
2本目も1本目とほぼ同じくスロー、ダッシュともに大きな機力差は感じなかった。9Rまで全て逃げ決着の流れと、2コース高倉の〝壁〟も味方に、篠崎が貫禄の逃げで新春Vを飾りそう。
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記者予想
巡ってきた幸運は逃さない。予選2位の篠崎元は準優11Rをコンマ08のイン速攻から快勝すると、同1位の江夏が準優12Rで3着に敗れたためファイナルの絶好枠を手にした。足は目立つことはないが、そこはSG2冠の腕と再びの気合の仕掛けで補うのみだ。豪快な逃げで新春初戦を制す。
対抗の一番手は高倉だ。4カドから差し切った準優10Rはトップ級のパワーはもちろん、冷静な状況判断も光った。前節の蒲郡に続く年をまたいでの2連続Vへ、2コースから硬軟自在に攻め込む。その10Rでインから2着に敗れた渡辺も侮れない。4カドだけにさらに伸びを強化できればスロー勢を一蹴しても驚けない。益田は混戦となった準優12Rを逆転で制した内容からも回り足のレベルアップは明らか。渡辺より先に仕掛けて見せ場を作るか。
出走表
買い目
ゲスト予想コラム
元レーサーのここがポイント
サンスポきょうのボートレースONLINEをご覧のみなさん、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。昨年の当欄では的中しても本命サイドばかりでした。今年こそは高配当もゲットできるように頑張りますので、ご愛読よろしくお願いいたします。
新春恒例オール福岡バトルの優勝戦1号艇は、準優ただ一人、逃げを決めた①篠崎元志選手です。篠崎選手は福岡で通算3優勝ありますが、意外にも2016年7月の一般戦以来、優勝から遠ざかっています。
福岡では16年12月に63周年の優勝戦で大怪我がありました。私は17年4月の福岡一般戦で同じ斡旋でした。怪我から復帰して間もない篠崎選手はレース中、4コースからスタート後に攻めてきた艇と接触して不完走。怪我のこともあり周囲が心配する中、篠崎選手に害を与えてしまった若手レーサーがレース後に選手控え室で謝罪すると、「気にしなくていいよ」と、声を掛けているシーンが忘れられません。
そんな篠崎選手の機力は中堅クラスのようですが、やはりターン力があります。約7年半ぶりの福岡制覇へ、インからスタートに集中して、スピードターンで逃げ切りを狙います。
逆転候補は②高倉和士選手、③益田啓司選手、④渡辺浩司選手まで狙いたいので、①篠崎選手は2着残しで舟券を組み立てたいと思います。
(本線)1-4=23
(狙い目)234-1-234
選手コメント