※レースの成績や出走表などについては、急な変更や発売中止などもありますので、念のため主催者発行のものと照合してください。
スタート分析
９Ｒ後に１２Ｒ優勝戦６選手による２本のスタート特訓が行われた。天候は節間通して最終日も変わらず晴れ。９Ｒ終了時点では４メートルのホーム向かい風。対岸左斜め方向から吹くこの風向きも節間変わらず、うねりが発生しやすい条件で、気温は前日の同時間帯と同じ２９℃となっている。
１、２本目ともに進入は枠なりの３対３。なお、１本目は全艇正常なタイミングで、２本目は１、２、３号艇のスロー勢がフライングとなった。
１本目はスリットで先行した１号艇の遠藤と、６号艇の細川の行き足がよさそうで、２号艇の渡邉と４号艇の藤原はスリット過ぎからやや伸びる雰囲気。３号艇の桜本と５号艇の浜田は目立たず、むしろ浜田は両サイドの藤原と細川に対してやや劣勢な見え方だった。
２本目では渡邉、藤原、細川の気配がよさそう。遠藤も行き足はまずまずで、極端な仕掛け遅れがなければインから先マイには持ち込めそうだ。１本目と同様に桜本と浜田は目立たず、むしろやや劣勢に映った。
本番でのスタートがそろうようならやはり遠藤の逃げ切りが有力だが、最終日も５日目までと同様に１周１マークはうねりが発生しており過信は禁物。地元で走り慣れている渡辺の自在さばきは要警戒だ。さらにカド受け想定の桜本の気配が劣勢で４カド想定で伸び型の調整を示唆していた藤原の気配がいいだけに、藤原がカドから攻めていくようなら波乱もありえそう。また、直前情報や展示気配についても可能な限りチェックいただきたい。
記者予想
２年連続の〝金メダル〟は目の前だ。予選１位の遠藤が準優１２Ｒを逃げ切り、大会２Ｖを遂げた昨年の第３７回（津=２枠）から連続となるレディースチャンピオン優勝戦を、絶好枠で迎える。６強最多タイの４勝を挙げて王道路線を突き進むように、２連対率№１の１８号機を節イチ級に仕上げ切った。スタートもほぼ１艇身以内と的確で隙はない。女子ただ一人のＳＧ覇者が史上４人目の大会連覇へ、インから華麗に舞う。
低勝率機を見違える足に仕上げた渡邉が強敵。地元で悲願のＧⅠ初Ｖへ、２コースから剛柔織り交ぜて勝負に出る。Ｆ持ちでも仕掛け活発な藤原も怖い。一撃仕様の調整がハマればカド猛攻で波乱を呼ぶか。藤原が攻め切れば回り足のいい浜田、細川に出番。出足上昇の櫻本は不安定なスタートを決められるかが鍵だ。
出走表
| 枠 | 本命 | 穴目 | 選手名 | F数
L数 |
枠番別成績 | 全国成績 | 自場期別 | モーター | 機力 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 平均ST |
1着率 2着率 3着率 3連率 |
平均ST |
勝率
2連対率 3連対率 |
勝率
2連対率 3連対率 |
No. | 2連対率 | ||||||
| 1 | ◎ |
遠藤 エミ 滋 賀 |
0 0 |
0.14 |
66.7 14.8 14.8 92.6 |
0.15 |
7.16 43.4 |
5.73 23.0 34.6 |
018 | 50.5 | 10 | |
| 2 | 〇 |
渡邉 優美 福 岡 |
1 0 |
0.12 |
11.8 23.5 23.5 52.9 |
0.14 |
7.17 52.9 |
6.57 45.5 67.8 |
075 | 26.8 | 9 | |
| 3 | △ |
櫻本 あゆみ 群 馬 |
0 0 |
0.15 |
0.0 15.8 15.8 41.2 |
0.16 |
6.14 48.4 |
6.50 60.0 70.0 |
057 | 31.4 | 7 | |
| 4 |
|
◎ |
藤原 菜希 東 京 |
1 0 |
0.10 |
18.2 18.2 18.2 59.1 |
0.12 |
6.92 57.0 |
6.86 54.5 68.1 |
020 | 33.9 | 8 |
| 5 | △ | 〇 |
浜田 亜理沙 埼 玉 |
0 0 |
0.15 |
25.0 31.2 31.2 62.5 |
0.16 |
7.47 59.2 |
5.67 22.2 55.5 |
059 | 38.2 | 7 |
| 6 |
|
細川 裕子 愛 知 |
1 0 |
0.18 |
0.0 17.6 17.6 52.9 |
0.17 |
7.14 53.5 |
0.00 0.0 0.0 |
058 | 33.0 | 7 | |
進入予想
123/456
買い目予想
【本線】
❶⇔❷ー❹❺、❶ー❹ー❷❺、❶ー❺ー❷❹
【穴目】
優勝戦４号艇となり「伸び型も考えている。思い切ってやってみて、ダメなら元（の出足型）に戻す」と一撃仕様も視野に入れる藤原に注目。Ｆ１本持ちだが仕掛けも活発だけに、モデルチェンジがハマればカド猛攻での波乱もあるか。マーク位置の浜田、細川が展開を突いて浮上する。カド受けで真っ先にまくられる分だけ態勢を立て直せる余地がありそうな櫻本も連に一考。❹⇔❺ー❻❸、❹ー❻ー❺❸、❹ー❸ー❺❻
ゲスト予想コラム
永島知洋
どーも！
ボートレース福岡！
連日うねりの大合唱！
水面は中々なうねり！
福岡独特の水面になっております。
うねるとどうなるか！
やっぱり攻めにくい！
ただもちろんインもミスしやすいので！
結果どこからでも狙える水面！
本命狙うのもよし。
穴を狙うのもよし！
結果、3、4日目の12Rは荒れて万舟。
昨日もうねってましたが。
遠藤選手が冷静に逃げました。
さぁ！優勝戦の水面はどうなのか！？
そこから注目でございます！
みなさん！ぜひ！
このコラムは先にでますが。
絶対直前の水面状況は確認してくださいね！
私も1節間。
福岡の本場でYouTube LIVEしてますが。
まじでコロコロ変わりますから！
優勝戦！
もちろん注目は連覇のかかる！
1号艇！遠藤エミ選手！
昨日の冷静な逃げもそうですが。
初日から舟足はかなり良さげ！
一緒に出演してた元ボートレーサー野添さんも。
初日から太鼓判でした。
その舟足をキープしつつ。
昨日のうねりがある水面でも逃げた遠藤選手はやっぱり中心でいいのかなと。
2号艇の渡邉選手ももちろん地元で気合いもパンパン！
今年はこのレースに照準を合わせてきたと言うぐらいですから。
フライング１本持ちでもスタートに気持ち入ってます！
渡邉選手の2コース差しもかなり得意なので。
逆転あるなら！
うねりがあって狙いたいなら2の差し抜けも！？
いやーでもやっぱり遠藤選手を軸にいきたいと思います！
本日も風はまぁまぁ吹くと思うので。
そうなると外からはなかなか厳しいかと。
櫻本選手なんかも気になりますが。。。
いや！
1から！！
本線のみ！
1-4-流
1-2-45
これで勝負！
元レーサーのここがポイント
土屋幸宏
いよいよ真夏の最強女子レーサー決定戦は優勝戦を迎えます。過去10年の優勝戦は１コース６勝、２コース２勝、４、５コースが各１勝。勝った４、５コースは３号艇で前付けレースだったことを踏まえると、コース動きがなければ、好枠２選手のどちらかが女王の座に就いています。３連単の払戻金は1000円以下こそありませんが、1000円台５回に2000円台が２回あり、万舟は１回と比較的堅い決着です。
優勝戦の絶好枠は①遠藤エミ選手です。勝てば大会３度目の優勝を連覇で達成です。さらに、滋賀支部４連覇の偉業がかかります。２連対率トップモーターのパワーを引き出し、仕上がりは節イチ級でしょう。イン戦は予選こそ３コースまくりに屈しましたが、準優はしっかりと押し切って修正済み。２度ともトップスタートで、イン速攻から他を圧倒します。
同支部３連覇は今回の滋賀支部の前に過去２回ありますが４連覇はなく、難しい記録のようです。明日も北風予報で、準優同様にうねりの影響は避けられません。逆転あるなら２コース想定で、「うねりは友達」と公言する地元の②渡邉優美選手です。７走中５走でトップスタートと、鋭い仕掛けから差しとまくり、Ｖを狙って一瞬の判断が問われる１周１Ｍに注目です。
③櫻本あゆみ選手が一発狙って全速戦となれば、４コースカドから④藤原菜希選手が差しに絞って浮上も。⑤浜田亜理沙選手、⑥細川裕子選手も調整が合えば道中追い込む舟足は十分です。
(本線)１－２＝３４
(押さえ)１－３＝４
(狙い目)２－１＝４、２－１－３、２－４＝３、２－４－５
ボートレース福岡 注目レース
スタート展示
| 枠 | 並び | ST |
| 1 |
|
.01 |
| 2 | .03 | |
| 3 | .09 | |
| 4 | F.13 | |
| 5 | F.02 | |
| 6 | .04 |
展示タイム
選手コメント