※レースの成績や出走表などについては、急な変更や発売中止などもありますので、念のため主催者発行のものと照合してください。

ボートレースびわこ GⅢ第11回イースタンヤング最終日12R 優勝戦 ボートレースびわこ GⅢ第11回イースタンヤング最終日12R 優勝戦

スタート分析

1Rから5Rまで安定板が使用された強風は完全に収まり、現在は緩い横風が吹く程度。穏やかな水面状況で優勝戦12RのS特訓が行われた。1本目は枠なり3=3のゆったりした進入ペース。インの豊田はグッと加速感を強め、コンマ03辺りでスリットを通過。ただ一人、わずかなFを切った関がスリット後にじわりと伸びる気配を見せる。その内の前田篤哉は関にリードを許す形となったが、藤田に対してはスリット後の足色は優勢に映った。澤田、前田篤哉の外枠両者も相対的に見れば大きな差のない気配だった。
2本目も同じく枠なり3=3で、やはりインの豊田は楽なペースからの起こし。スリットオーバーの前田篤哉が抜け出した隊形となったが、タッチ付近で通過した豊田、関、澤田も特に伸びられるような形ではなかった。藤田と前田翔はともにコンマ10前後だったが、スリット近辺の気配自体は大差のないムードだ

記者予想

準優12Rは内3艇がコンマ01で踏み込む壮絶なS合戦となったが、予選首位の豊田が押し切って〝王道スタイル〟で1号艇を手に入れた。手にするのは2節前のGⅢ戦で定松勇樹が優勝した60号機。ターン回りに調整の余地は残るものの、準優を含め7戦5勝、オール3連対の成績通りの好パワーを誇る。枠なりが濃厚だけに、よほどのことがない限り先マイは確実。最後も一気に逃げて今年6V&当タイトル初戴冠といく。
相手筆頭には大会連覇が懸かる関を指名する。出足関係で上位との差を口にするが、GⅠ3Vの手腕を駆使して好位浮上をもくろむ。初優勝を狙う藤田は出足、回り足がパワフル。鋭く差してV争いに加わりたい。地元初Vへ燃える澤田は、気配が急上昇。篤哉、翔の前田ブラザーズも虎視眈々と勝機をうかがう。

出走表

ボートレースびわこ GⅢ第11回イースタンヤング最終日12R 優勝戦 出走表 ボートレースびわこ GⅢ第11回イースタンヤング最終日12R 優勝戦 出走表

選手コメント

1豊田健士郎行き足、伸びに上積みはあったが、ターンで流れた。現状でも先に回れば大丈夫だと思うけど、しっかり合わせたい

当日
試運転では正直、普通だけどレース足が結構いいと思う。全体的にどの足もいい感じ。かかり、グリップ感も問題ない。準優は早かったけど、スタート勘も合っている。何があってもインから。優勝します
2藤田俊祐準優もいい状態でいけた。回り足がいいから、展示タイムが出ていなくても気にならない。あとはペラの微調整くらい

当日
回り足を中心にいい足。展示タイムの数字は出ていたけど、レースに行ったら戦える足。伸びで大きくやられることはないし、回り足は優勝戦に入ってもいい部類です。2コースから行きたい。スタート勘もかなりいい感じ。スローならすべて全速で行けている。優勝だけを目指します
3前田篤哉整備をして全体的に底上げができた。この足なら勝負はできると思う。スタートはスローの方が見えています

当日
本体整備をして戦える感触になった。準優は伸びも回った感じも上積みがありました。バランスが取れていい足だと思う。さらに上積みを狙って整備をしたから、それがどうかですね。3コースから行けたらいいと思っている。スタートはダッシュよりスローの方が勘と合っている
4関 浩哉少し伸びるのが特徴。出ている人とは、出足や行き足で差を感じる。伸びに特化することはないけど、チルトを変えるかも

当日
出足、回り足は二の次で伸びを求めているけど、準優はそれが悪い方に出てしまった感じですね。回転が足りていなかったから、チルトも考えながらいいところを探したい。コースは4カドが基本。鼻を切るようなスタートは難しいけど、全速のコンマ10を行きたい
5澤田尚也エンジンは仕上がった。引き波の上でもグリップして押していた。この状態でいきたい。スタートも問題ないです

当日
回り足、出足を中心にいい仕上がり。準優はすごくターン回りがよくて、引き波の中でも押してくれた。伸びを求めるのではなく、優勝戦は5コースからターンで勝負したい。スタートは問題なく行けている。地元で活躍がしたい
6前田 翔行き足がよくて、回ってからも出ていく。現状では上位の一角でしょう。スタートが決まれば十分チャンスはあると思う

当日
日に日によくなっていますね。準優は回ってからの足がよくて前に追いつく感じがあった。6コースからうまく展開を突きたい。兄弟対決は今まで何回かあったから、特に考えずにいきます

買い目予想

1
=
4
2 5
1
2
4 5
1
5
2 4
5
=
1
5
=
3
5
=
2

【本線】  ❶⇔❹-❷❺、❶-❷-❹❺、❶-❺-❹❷

【穴目】澤田がようやく注目機のパワーを引き出してきた。特に生命線のターン回りには自信たっぷりの表情。 〝将来のびわこエース〟が念願の地元初Vを狙って本領のスピードターンで勝負だ。  ❺⇔❶、❺⇔❸、❺⇔❷流し。

元レーサーのここがポイント

野添 貴裕のここがポイント! 野添 貴裕

オール3連対でVに王手をかけたのが豊田選手。特に目立つような足には見えないけど、やっぱりレース足がいいのでしょう。初優勝がしたい藤田選手はSで踏み込むだろうし、前田篤哉選手もSは決まっている。カベもしっかりしているから、豊田選手はコンマ10のSが決まれば大丈夫じゃないでしょうか。藤田選手は差し一択。前田篤哉選手が3コースから仕掛けて関選手も差し続くような、オーソドックスなレース隊形になると思うんですけどね。
ただ、豊田選手は昨日の準優でコンマ01のタッチSで肝を冷やしたはず。万が一、スリットで後手を踏むようなら波乱の場面も。仕上がりを考えたら、出足型の藤田選手よりも前田篤哉選手の方がスリットからのぞいてプレッシャーをかける形になりそう。そうすると前田選手のアタマはもちろん、関選手にもチャンスです。連覇を狙う関選手は思い切ったSを行くタイプ。カド一撃が決まってダッシュ勢が連動する決着も、もしかしたらあるかもしれませんね。
とはいえ、コース取りで前ヅケはなさそうで、伸び特化型の選手も不在。豊田選手にとってはかなり有利なメンバー構成になりました。先ほども言ったように、王道パターンのレース展開になるのが濃厚だと思いますよ。

ゲスト予想コラム

永島 知洋 永島 知洋

どーも!
イースタンヤング!
フレッシュなレースで面白いですねぇー!
昨日の準優も荒れて荒れて。
そういうのもバシッと決めたいですなぁー!
優勝戦はどうなるのか!!
1号艇に豊田選手!
今年はもう絶好調!
すでにV5
ノリにノってます!
この勢い。
止めることができるのか?
2号艇に藤田選手。
東京支部の若武者!
冷静なハンドルで初優勝がこのタイトルなるか!!!
攻め手になりそうな3の前田篤哉選手!6の前田翔!兄弟で優勝戦はこれまたすごい!
ただ!大会連覇がかかる
4の関選手。
さすがの立ち回りですよ。
やっぱりSG、G1とコンスタントに走ってる関選手は1番の安定感。
1と4で人気集めそうですが。
私は!!
5の地元!
澤田選手にもいい展開ありそうな。
展開待ちにはなりそうな5号艇ですが。
地元でこのタイトル!
気合いは絶対パンパンかと!
3が攻めてその間か
関選手がカドから攻めてしっかり展開つくか!
でもやっぱり豊田選手の勢いは止められない気がする。
なので本線はしっかり1の豊田選手!
健士郎!百裂拳逃げで!
アタタタタタタタタ当たったー!!
1-5-流
そして穴は!
35-135-流
これで勝負!!!

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展示タイム

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スタート展示

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