※レースの成績や出走表などについては、急な変更や発売中止などもありますので、念のため主催者発行のものと照合してください。
スタート分析
午前中には追い風の時間帯もあったが、現在は向かい風で時には強めの風が吹く場面も。ただ、うねりの影響はほとんどなく、水面状況は5日目とうって変わって良好といえる状態だ。S特訓の1本目は枠なり3=3でイン瓜生はゆったりしたペース。瓜生、竹田、原田、大平の内4人がFで、村上と草場はタッチ近辺のタイミングとなった。起こしてからスリットまでの気配は4カドの大平に勢いを感じたが、スリットを通過してからの足色はほぼ横一線もしくは瓜生がやや優勢といったところか。いずれ大きな差は感じられない動きだった。2本目も同じく枠なり3=3の進入隊形からイン瓜生のみがFで、原田はコンマ30前後と後手を踏む形に。スリット近辺の気配は瓜生と大平の両者が明らかに好ムードで、それに次ぐのが村上だった。この2本を総合して評価をするならば、やはり絶好枠に構える瓜生がよほどのS遅れでない限り主導権を握りそう。瓜生と並んで仕上がりのよさが目についたのが大平。優勝戦2本目と同様のスリット隊形なら、まくり差しで好勝負を演じることも可能とみる
記者予想
5日目は水面状況の悪化で準優を含む7R以降が中止。予選の得点率上位6人が優勝戦の内枠から順に並ぶ形となった。絶好枠に構えるのは今節ただ一人のゴールデンレーサー・瓜生だ。中間整備機の一角で前節も優出(吉川貴仁3着)している46号機をきっちり仕上げ、パワフルなレース足には本人も手応え十分。貫禄の速攻戦を決め、2021年の住之江グランプリ以来2年3カ月ぶり、当地では初のVへ突き進む。
相手筆頭は2号艇の竹田辰。こちらも出足を中心に気配は好レベルだけに、鋭く差して瓜生にどこまで迫れるか。原田、大平の大阪コンビも、パワーはともに上位クラス。原田はセンター果敢戦、大平は俊敏さばきでV争いに加わりたい。村上はアウト豪快ターンを繰り出して、草場は俊敏に展開を探して台頭へ
出走表
買い目予想
【本線】
❶⇔❷-❸❹、❶-❸-❷❹、❶-❹-❷❸
【穴目】前回V機(藤山翔大)のパワーを整えてきた村上の出足はパワフル。スリット近辺は軽快な原田や大平が瓜生にプレッシャーをかける展開になるなら、スピード十分のまくり差しで間隙を突き抜ける。
❺⇔❶、❺⇔❸、❺⇔❹流し
元レーサーのここがポイント
さあ、いよいよ優勝戦です。今日の予報では、いい水面コンディションで迎えられそう。となると、やっぱり瓜生選手がイン先マイから押し切るのが濃厚だと思いますよ。最近のびわこの優勝戦は男女W優勝戦を含めて11回連続でイン逃げが決まっている。あれだけターンマークを振ればインが強くなるのは当然だし、瓜生選手のエンジンもいいですからね。これからもまだまだ頑張ってもらわないといけない選手だし、久しぶりの優勝でリズムを上げてもらいましょう。原田選手、大平選手の大阪勢も気配はいいけど、瓜生選手をまくるのはさすがに厳しいでしょう。原田選手は勝つためにはまくり差し一択。それがドンピシャでハマるかどうかですね。竹田選手がその差しを許すかどうか、2号艇と3号艇の攻防も見ものでしょう。もしこの2人が絡むような形になれば、大平選手やむらかま選手に浮上の目が出てくる。オッズ的にはこの2人(大平、村上)の2着なんかが面白いと思いますよ。瓜生選手を逆転するなら、やはり原田選手のまくり差しか、それが入り切れなかったときの竹田選手の差し。いずれにせよ、内枠3人でのV争いになるでしょう
ゲスト予想コラム
どーも!
選手コメント