９Ｒ後に１２Ｒ優勝戦６選手による２本のスタート特訓が行われた。天候は前日の晴れから曇りに変わり、気温は前日の同時間帯から約２℃低い２１℃となっている。また、９Ｒ終了時点では３メートルのホーム追い風が吹き、前日の同時間帯と向き強さともにほぼ変わらない。
１、２本目ともに進入は枠なりの３対３。なお、１本目は４、５号艇がフライング、２本目は４、５、６号艇のダッシュ勢がフライングのタイミングだった。
１本目では３、４号艇の行き足から伸びがよさそうで、５号艇もそれについていけそうな雰囲気。１、２号艇もセンター勢に対しては少し劣勢ながら悪くはなさそうで、６号艇はこの中に入ると伸びで見劣った。
２本目も４号艇の行き足から伸びがよさそう。３号艇は仕掛け遅れたが。スリット後にじわりと伸び返す雰囲気。５号艇や、１本目より早めの起こしで前にいた１号艇も悪くは見えなかった。２号艇は１、３号艇の両サイドに対しては少し伸びられ気味。６号艇は１本目と同様に見劣った。
１、２本目ともにフライングだったことを割り引いたとしても、やはりＷエース機の一角４号機を駆る４号艇の直線系はよさそう。もう一方のＷエース４４号機を駆る３号艇も同じく直線系がよさそうで、このカド対カド受けの攻防がカギを握りそうだ。仮に４号艇が３号艇を叩いて攻めていくような展開になれば、外枠コンビにも出番は出てきそう。３号艇が４号艇を制して先攻めに出るようなら、１号艇が逃げる展開も十分にありスロー勢優勢な流れとなりそう。付け加えておくと、優勝戦メンバーでフライングを持っていないのは３号艇のみ。他の５人はすべてフライング１本持ちである。また、直前情報や展示気配についても可能な限りチェックいただきたい。