※レースの成績や出走表などについては、急な変更や発売中止などもありますので、念のため主催者発行のものと照合してください。
スタート分析
9R終了後、優勝戦メンバー6人による特訓が行われた。2本とも進入は枠なりの123/456で、小回りブイ辺りから起こした1号艇の山田をはじめ、起こし位置も全員が2本とも同じ位置。ピット離れで差がなければ進入の乱れはなさそうだ。
1本目はスロー勢では2号艇の岡田が軽快な起こしを見せたが、山田もインから伸び返し気味にスリットを通過した。ダッシュ勢では5号艇の池田がリード。6号艇の森悠も悪くなかった。
2本目もインの山田が変わらず軽快。地元の3号艇・吉村もスリット手前からの加速力はよかった。ダッシュ勢では4号艇の益田が早く仕掛けたが、やはり5号艇の池田が機力差を発揮する形で追いついた。
記者予想
復活ムードの山田が久しぶりのVをつかむ。予選2位突破から準優10Rを逃げ快勝。4連続優出を決めると続く11Rでトップ通過の前田が敗れて絶好枠が舞い込んできた。出足を中心に仕上がりもよく、スタートへの自信も示すな信頼していい。イン速攻で一昨年8月の桐生以来、2年4カ月ぶりのVゴールを駆け抜ける。同じくレース足いい岡田が対抗。2コースから的確な差しハンドルで続く。地元主力の吉村はまくった準優の再現へ、鋭く仕掛ける。機力いい池田も侮れない。
出走表
買い目
ゲスト予想コラム
どーも!
元レーサーのここがポイント
予選1位で節イチ級の舟足だった前田聖文選手が準優敗れ、2位通過の①山田雄太選手が優勝戦1号艇です。山田選手の手にした37号機は、中間整備でセット交換(ピストン×2、ピストンリング×4、シリンダーケース)とキャリアボデーの交換がありました。この37号機を山田選手は前回の9月にも引いていて、そのときは予選落ちしていることを踏まえると、中間整備によるパワーアップは明らかです。2度目となれば調整面のアドバンテージもあったはずで、優勝戦もしっかり合わせてこられるでしょう。今シリーズの平均STは0.10と抜群で、進入動きもなく、マイペースのイン戦となればスタート負けはなさそうです。優勝なら2021年8月桐生以来、下関では初めての優勝をかけてイン速攻となるでしょうか。
逆転候補の筆頭は地元の③吉村正明選手です。準優の0台トップスタートからのまくりはお見事でした。インの山田選手もスタート決まっているだけに、逆転あるなら準優同様に鋭い踏み込みから、まくり差しでしょう。
②岡田憲行選手も出足が良さそうで、2コース向きに仕上がっている印象です。インの山田選手が吉村選手の攻めに反応して少しでも流れるようなら、差してバック勝負に持ち込むシーンもありそうです。
ダッシュ勢では⑤池田雄祐選手の仕上がりが良さそうで、舟券に絡ませたいと思います。
(本線)1-3=25
(狙い目)2-1=35、3-1=25
選手コメント