※レースの成績や出走表などについては、急な変更や発売中止などもありますので、念のため主催者発行のものと照合してください。
出走表
記者予想
悲願の地元周年タイトルをつかみ取る。初日から力強い走りで予選トップ通過と、シリーズを引っ張ってきた稲田は準優12Rもインから逃げ快勝。スリットから伸び返すなど好素性53号機は相変わらずの強パワーで、まさに節イチ。スタートも決まっており、死角は見当たらない。最後も一気の逃走で、2020年9月の宮島66周年以来3度目のGⅠVにして、待望の地元GⅠ初制覇を遂げる。
相手筆頭は今夏の当地オーシャンカップでSG初優出Vを飾った椎名。準優11Rでは、2コースまくりでインの白井を撃破。インの稲田は強敵だが、3コースからの全速戦で尼崎特別戦連続Vをもくろむ。パワーは文句なしの篠崎仁は、2コースからシャープに差し込んで浮上を狙う。当地SG覇者で、64周年を制している桐生も侮れない。
買い目
展示タイム
枠 | 選手名 | 体重 | チルト | 展示 | 一周 | まわり足 | 直線 |
調整 | |||||||
1 | 稲田浩二 | 52 | ‐0.5 | 6.75 | 36.39 | 11.20 | |
2 | 篠崎仁志 | 52.2 | -0.5 | 6.77 | 37.22 | 11.31 | |
3 | 椎名豊 | 52 | 0.0 | 6.84 | 37.31 | 11.44 | |
4 | 桐生順平 | 52 | -0.5 | 6.75 | 36.34 | 11.06 | |
5 | 西村拓也 | 52.2 | -0.5 | 6.79 | 36.58 | 11.22 | |
6 | 松田祐季 | 52 | 0.0 | 6.77 | 37.22 | 11.42 | |
コース | 枠 | 級別 | 選手名 | 平均ST | 並び | スロー ダッシュ | ST |
1 | 1 | A1 | 稲田浩二 | 0.13 | スロー | 08 | |
2 | 2 | A1 | 篠崎仁志 | 0.12 | スロー | 04 | |
3 | 3 | A1 | 椎名豊 | 0.12 | スロー | F01 | |
4 | 4 | A1 | 桐生順平 | 0.14 | ダッシュ | 04 | |
5 | 5 | A1 | 西村拓也 | 0.16 | ダッシュ | 10 | |
6 | 6 | A1 | 松田祐季 | 0.16 | ダッシュ | 19 |
水面気象情報
スタート分析
9R終了後、優勝戦メンバー6人によるスタート特訓が行われた。準優デーのホーム追い風から打って変わって、最終日は1Rから向かい風。ときおり風が回り、横風や向かい風に変わることもあったが、2本の特訓は緩めの向かい風のなかで行われた。
2本とも、進入は枠なり3対3。1本目は1枠・稲田はターンマーク起こし、カドの桐生は目一杯に引っ張ってプレーンを開始した。勢いがあったのは2コースの篠崎仁。6コースの松田もダッシュぶん、伸びかげんの印象だ。
2本目もほぼ同じ隊形でスリットへ向かい、篠崎仁がスローから力感ある行き足を披露した。ダッシュ3艇もスリット後は悪くない動きだ。
元レーサーのここがポイント
予選トップから準優も快勝した①稲田浩二選手が、地元GⅠ初制覇に王手を掛けています。前検から行き足から伸びに手応えを感じていたようですが、気になっていた乗り心地もここにきて解消され、仕上がりは節イチでしょう。ここまで平均STはコンマ09とタイミングがバッチリなのもさることながら、今節はスリット付近で稲田選手一人だけがグイッと前に出るようなレースが多く、〝イナダッシュ〟の愛称どおりスタートの切れは抜群です。優勝戦も、スタートしてカメラアングルが変わった頃には他艇より前に出ていて、悠々と逃げ切るシーンは想像に難くありません。
怖いのは尼崎オーシャンC覇者の③椎名豊選手でしょう。今節は近況低調だった16号機のパワーを引き出しており、間違いなく水面相性が良さそうです。優勝戦は進入に動きがなさそうで、枠なり3コースが見込めそう。伸びに調整を寄せて、全速スタートからまくって攻めれば1周1マークに動きが出てきます。
②篠崎仁志選手も、2日目ドリーム戦で稲田選手の攻めを止めたように、行き足は良さそうです。内が競るなら、外枠から準優を突破した④桐生順平選手、⑤西村拓也選手、⑥松田祐季選手にも展開が向くでしょう。そんなダッシュ勢で、特に注目したいのが西村選手。4日目に今シリーズ最速のゴールタイムを記録し、ターン回り中心に好仕上がり。自身初のGⅠ制覇へ、ズバッとまくり差してくるのではないでしょうか。
3連単は本線が1着❶から2、3着に❷❸❺。狙い目は1着❺から2、3着に❶❷❹です。
ゲスト予想コラム
どーも。きのうまで、ボートレース尼崎の現地でYouTube LIVEをやらせていただいた、永島です。5日目はかなりいい感じで終わりまして、なんとなんと〝6万舟〟もゲット! なんでサンスポのコラムでそれを出せんかねぇ? と反省しております。
センプルカップもいよいよ優勝戦。1号艇は地元の稲田浩二選手。エンジンの仕上がりは半端なくて、完璧に近いと思います。フライング持ちですが、今節のスタートはかなりの決まりよう。ここは素直に…といきたいところです。稲田選手って、サインが独特なんです。文字を崩してサインを書く方が多いんですが、シンプルに「稲田浩二」…。実にわかりやすい! レーススタイルと一緒で、まっすぐな方なんです。
あとはヒモですよね。2号艇・篠崎仁志選手もいいですし、3号艇・椎名選手はかなり狙いたい。
3連単は、まずインから❶❷❸、❶❹❸。ただ、問題は穴目ですよね。稲田選手が負けるとしたら、3号艇の椎名選手でしょう。SG初制覇の思い出の地・尼崎で、SGからのGⅠ制覇があるかも! ということで穴目は❸ー❶、❸ー❹流し。これでいきましょう!
選手コメント
当日コメント
きのうとそんなにコンディションは変わらないし、やっても微調整で大丈夫だと思います。(尼崎はホームが西向きのため)晴れていると、太陽がまぶしいんですよね。優勝戦はちょうど目の前に来る感じ。まあ、でもヘルメットのシールドを変更すれば問題ないんですけどね