※レースの成績や出走表などについては、急な変更や発売中止などもありますので、念のため主催者発行のものと照合してください。

ボートレース住之江 GⅠ高松宮記念特別競走高松宮特選 ボートレース住之江 GⅠ高松宮記念特別競走高松宮特選

出走表

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買い目

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記者予想

Wドリーム戦第1弾はSG覇者6人が激突する。もちろん主役はグランプリ3Vを含めSG12冠を誇る王者・松井だ。相棒は2連対率32・5%しかない中堅クラスの15号機だが、特訓で下がる感じはなかった。目下の賞金ランクは38位で、2年ぶりのGP復帰へ向けて残りは今節と、まるがめGⅠ、SGチャレンジカップ(鳴門)しかない。走り慣れた地元で賞金加算は必須だけに、まずはインから気合の逃走劇を決めて、白星発進を飾ってみせる。
同3位の原田幸は5月に宮島オールスターで優勝するなど、同2位の山口剛らと今年の賞金ロードを引っ張ってきた。その宮島SGや一昨年の第48回大会で優勝したときと同じ3コースから鋭いまくり差しで突き抜けを狙う。〝浪速の支部長〟湯川の4カド快攻や、平本の好位戦も侮れない

選手コメント

1松井繁ペラは少し叩いて乗った。他との比較は、はっきりとは分からなかったけど大差なかったように感じた。いつも通り調整していく
2平本真之もらったまま乗った。スリット後は下がらなかったけど、鳴いたりして起こしがバラつく感じがあった。それにターンもしづらい。ペラや外回りの調整で、ターンで乗れる感じにしたい
3原田幸哉前検だけなのではっきりしたことは分からないけど、このままでレースに行ける感じではなかった。調整していきます
4湯川浩司乗ってよくなかったので、ペラは叩いた。体感はよかったけど足は普通。外回りを見て、引き続きペラを叩いていきます
5濱野谷憲吾いい感じはしなかった。行き足が重いし、ターンでも波に負けていた。ペラで水をつかみ過ぎている感じだったし、調整します
6山口剛前操者のままで乗って伸びは悪くなかった。直線で下がらなかったから、とりあえず出足を求めて調整をやっていきます。調整に関しては(住之江で)前節、優出(2着)した(広島支部の後輩)西野(翔太)選手にいろいろと聞いてきました

スタート分析

12R・高松宮特選組のレース間特訓は9R終わりに、ほぼ無風状態で行われた。1本目、2本目は本番を想定して枠なり3対3。1本目は3号艇の原田以外の5人がフライング。2本目は2号艇の平本以外がFを切るなど、スタートから突っ込んでいた。機力的には1本目はそこまで大差がなかったが、2本目は1号艇の松井と2号艇の平本がやや劣勢に映った。6号艇の山口剛は早めに起こして、そのままFスタートを切っていただけによく見えた。最後の3本目は松井と原田は不参加。内から26・45の2対2で行われ、平本と湯川と山口がF。浜野谷はスリットオーバーではなかったが、気配的にはむしろよかったし、前検と比べると明らかに機力良化ムードが漂う。

ゲスト予想コラム

永島知洋 永島知洋

どーも。さぁ、いよいよ始まりますね! 伝統のGⅠ・高松宮記念特別競走。今年は、記念すべき50回でございます。1節間、私もしっかりとコラムで参加しますので、お楽しみに。2日の尼崎最終日、優勝戦はこちらのONLINEページに掲載したコラムが当たったんです。ただ、YouTubeLiveの配信では直前で気が変わって、まさかの・・・。住之江ではそんなことにならないように、強い気持ちを持って、自信を持って挑みたい!
初日、2日目ともに12Rはドリーム戦。初日のドリーム戦1号艇は絶対王者・松井繁選手です。もう、ポールポジションでございますね。エンジン的には「・・・」という感じですが、12Rまでたっぷり時間がありますので、しっかりと調整を合わせてくると信じましょう。
もちろん、本線は松井選手からなんですが、気になるのがエンジン評価。4号艇・湯川選手と5号艇・浜野谷選手は、エンジン勝率(2連対率)は40%ないんですが、そんなに悪くないと思うんです。住之江の調整が合う湯川選手なら、もう一度夏場のいい時の感じを引き出せるんじゃないかと思いますし、浜野谷選手の21号機も、前節の女子戦で細川裕子選手が優出4着と内容がよかったですからね。
初日なので、エンジンの見定めも大事ですが、ドリーム戦は自分を信じましょう。本線は3連単❶-❸❹❺-❸❹❺。穴目は4号艇・湯川選手と5号艇・浜野谷選手の連動に期待して❹❺-❶❹❺流し。これでいきましょ!

三吉功明 三吉功明

万舟狙いなら浜野谷憲吾だ!
初日ドリーム戦はそれぞれが自身のパフォーマンスを存分に発揮できる枠順となり、展開予想のバリエーションも豊富で予想のしがいがある。当然、人気を集めるだろう1号艇の王者・松井繁はメッカ住之江では気合が入る。現状ではグランプリ圏外だが、今シリーズで優勝できれば賞金ランク18位以内が見えてくる。
このレースのキーマンになるのは原田幸哉で間違いない。3コースからのまくり差しはボート界屈指。トップスタートを決める可能性が高く、松井にとってはここが脅威になるはず。もうひとつの展開はカド・4コースから攻める湯川浩司。伸び次第ではまくり攻勢がある。このセンター2人の仕掛けをどう読み切るかがポイントだ。原田が湯川を止めれば外の出番は少なくなる。松井の先マイ、原田のまくり差しの本線決着になりやすく3連単は❶↔❸ー❷❹。
波乱があるとすれば、やはり湯川のスリット攻勢になるだろう。初日なら、まだスタート勘をつかめていないことも多い。地元のアドバンテージを生かせる湯川が、渾身のスタートを決めてまくっていくシーンは想像しやすい。湯川の攻めに乗る浜野谷にも展開は十分にある。穴党の私はやはりこちらの展開に魅力を感じる。勝負目は❹↔❺流しとしたい。浜野谷の頭ならかなりの高配当が期待できる。

元レーサーのここがポイント

野添貴裕のここがポイント! 野添貴裕

初日12R・高松宮特選は松井さんが〝指定席〟の絶好枠で登場します。エンジン的に飛び抜けた選手がおらず、前検の気配も平本が若干甘いかなと思ったけど、そこまで大きな差はなかったと思います。あくまで前検段階で本番までに変わる可能性はありますが、足にそこまで優劣の差がないなら松井さんがイン有利に逃げるんじゃないでしょうか。まだレースをしていないから出足は分かりませんが、スタートする足などは悪くなかったです。仕掛けで遅れる選手もいないと思うし横一線のスリットになれば、やっぱりインが有利だと思います。
調整に関しても住之江は難しいんですが、地元の松井さんが外すこともほとんどないでしょう。15号機はそこまで悪くないし、そういった点からも逃げが濃厚です。
相手も枠番順になりそうな気がします。初日は一日を通じて枠有利な流れになると思っています。なぜなら、初日はまだ調整を含め何もかもが模索状態。みんな〝正解〟を探している段階で仕上がっている選手はいないと思うし、そうなるとやはり枠有利になりがちですよね。前検気配を考慮すると平本よりも(原田)幸哉の方が松井さんの相手としては手堅いかもしれません。点増しのレースだし幸哉は3コースからまくり差しを狙っていって無理なら外マイに切り替えるという感じで臨むと思います。
ダッシュ勢が浮上するには〝もう一人の地元〟湯川次第。4号艇だし、たぶん伸び寄りに調整してくると思うけれど、それがどこまで伸びるかなという感じ。その伸び次第で浜野谷君、山口(剛)君にもチャンスが出てくると思います。外枠勢にとっては本当に湯川の伸び次第という感じで、ちょっと伸びる程度だったら、まず(原田)幸哉をまくることは不可能でしょう。
進入はピット離れでどうなるかは分かりませんが、9割方、枠なり3対3になると思います。

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