※レースの成績や出走表などについては、急な変更や発売中止などもありますので、念のため主催者発行のものと照合してください。
スタート分析
初日12R・サンスポドリーム組のスタート特訓は10R発売中に実施。風速2メートル程度の緩めの追い風の中で行われた。進入は2本とも枠なり3対3。スロー勢では3コースの島村が優勢な動きをみせた。インから押し切った前半8Rの動きも良かったが、明らかに前検よりも機力は上向きだ。辻、上平もまずまず。ダッシュ勢はスタートで先行した分もあるが、村松と山田の気配が目立っており、前半からの機力上積みに成功しているかも。4カドの茅原は中堅レベル。スタートが一緒なら1マークはまくりよりも差す展開となりそうだ
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ゲスト予想コラム
どーも!
元レーサーのここがポイント
初日12Rのサンスポドリームは6人とも前回地区選を走っている好メンバーがそろいました。実力者ばかりで楽しみな一戦ですが、エンジン抽選はスロー勢とダッシュ勢ではっきりと〝明暗〟が分かれました。内枠の辻選手(58号機)、上平選手(67号機)、島村選手(35号機)はいずれも前節の近畿地区選でしっかりと動いていたエンジン。一方、茅原選手(52号機)、村松選手(78号機)、山田選手(23号機)はエンジン的にちょっと心許ない感じがします。中心はSG3冠の辻選手。ニシタク(西村拓也)が近畿地区選で優出3着の58号機が相棒なら十分でしょう。F持ちでスタート勝負になると不安はありますが、しっかりと負けないスタートを決めて主導権は握ると思います。スロー勢の中でもエンジンは王将戦で岡村(仁)がオール大阪初Vを飾った67号機を手にした上平選手が一番。前検から新ペラに換わっているのでその調整次第ですが、しっかりと叩いて機力を引き出していれば2コースからの差しが決まっても不思議はありませんよ。島村選手も上平選手同様に新ペラの調整次第という条件付きにはなりますが、スタートが早い選手だし攻撃肌なんでスリットから攻めるレースをすると思います。そうなれば機力的には見劣るダッシュ勢ですが、チャンスは出てきますよね。茅原選手は自分でしっかりとスタートを決めて島村選手の攻めを〝誘発〟しながらの差し、まくり差しを狙う手が有力でしょう。前節の児島・中国地区選でGⅠVとリズムもいいし、ターン力とかを考えると不気味な存在となりそう。特にエンジン的に厳しい村松選手と6コースの山田選手はよほど展開がないと厳しい戦いとなりそうです。
記者予想
絶好枠で登場の辻を中心に推す。当地は昨年6月のGⅠ66周年(選抜3着)以来となるが、遠征勢ながら2005年のグランプリ初制覇を含め5Vと好実績。前検ではまだ回転調整の余地を訴えたが、相棒は前節のGⅠ近畿地区選で西村拓也が優出3着と上昇ムードの58号機なら首尾よく態勢を整えるはず。出場選手最多のSG3冠を誇る広島の名手が、インの利も駆使して先行態勢を構築する。
同じく広島勢の実力者である上平が対抗格。新ペラの調整がカギを握るが、いずれ2コースから巧みなさばきで好位確保を図るとみた。直前に地元児島の中国地区選を制して勢いある茅原も、4カド攻勢で上位争いへ。速攻力ある島村は茅原を制して先攻めから活路を開きたい。茅原が強攻に出るような展開なら、村松、山田の出番もある。
選手コメント