※レースの成績や出走表などについては、急な変更や発売中止などもありますので、念のため主催者発行のものと照合してください。
スタート分析
9R後に12R優勝戦6選手による3本のスタート特訓が行われた。注目の進入は1本目が15/23/46で、カドは5コースの4号艇・湯川。2本目が145/6/23で、カドは5コースの2号艇・渡辺。3本目が15/24/36で、カドは5コースの3号艇・益田といずれも異なる並びとなった。1号艇の山田康は3本ともにインを主張し、同じく地元で5号艇の深川は3本ともに前ヅケからスロー域に進出した。
スリット近辺の気配がよかったのは2号艇の渡辺。いずれもややノゾきかげんで、質のいい全速スタートが決まればライバルにとって脅威となりそう。4号艇の湯川も1本目、3本目での行き足はよさそうに見えた。また、伸びていくことはなかった6号艇の磯部だが、スリット近辺までの加速感は上々だった。1号艇の山田康は100メートル前後での深い起こし位置となり目立たなかったが、極端に伸びられるほどでもなく、スリット同体以上なら先マイは可能に思われた。
記者予想動画
元レーサーのここがポイント
真二(深川)は間違いなくコースをとりに行きますね。1号艇が同じ佐賀支部の山田君でも関係ないでしょう。進入は152/346という形かな。
1号艇の山田君は、自分のスタートがいけるかどうかに、かかっています。地元なので遅れることは考えづらいですが、スタートは生き物なので、やってみないと分からない。朝の特訓も100メートル近辺からの練習になるでしょうね。真二がいる以上、緩めてくれることはないです。2号艇の渡辺君と3号艇の益田君がどこまで抵抗するかでスタートの深さが決まります。間で起こすと中途半端になるので、本番で収まったとしても結局100メートルまではいくでしょうね。
山田君が逃げるか、渡辺君がスタートをいくか、益田君も記念の優勝戦ということで鉢巻きでかちこむか。渡辺君は基本的に伸び型に振るのが得意なので、スタートをいくでしょうね。出足もいいのでチャンスだと思います。いずれにせよ、カギを握るのは3、4コースの2人がどこまで抵抗しながらスタートをいけるかでしょう。舟券予想もスタート展示を見て考えた方がいいでしょうね。それに本番は3カドもあり得るかもしれません。本当に面白いレースになりそうです。
真二も質のいいフルダッシュをかけてくるでしょう。そうなってくると、ますます混とんとしてきますよね。あっさり山田君が押し切ってもおかしくはありませんが、真二がいることによって一筋縄では収まらないと思いますよ。そうなれば5、6コース見込みの湯川や磯部君の出番も十分あると思います。いずれにしてもスタートをしっかりいくことが大事です。
ゲスト予想コラム
どーも!唐津のGⅠ優勝戦!
唐津でからつバーガー食べたいですねー!
あれがたまらなくうまい!ほとばしる肉汁!
いかにソースを垂らさないで食べるかが、勝負!
どんな勝負やねん!とにかくうまいんでみなさんぜひ!
さぁ、優勝戦!ここは1号艇に地元・山田選手!
久々の地元GⅠ制覇にここはしっかり逃げるだけ!
ただ!問題は地元の5号艇・深川選手!
進入はもちろん!山田選手でも緩めずにコース取り!
そうなると2の渡邊選手、3の益田選手が気になりますねー!
その中でも益田選手の舟足は僕はいいと思うんです。
そうなると2の渡邊選手の3カドもあり!?むず!進入からむず!
でも3カドならなんか狙いたくなりますよねー!
山田選手はやっぱり地元の意地がありますから!スタート決めて逃げるだけ!
それを狙うセンター勢!面白い優勝戦ですねー!
でどうするの!どうしましょ!
ここは本線は!もちろん山田選手を信じて!❶-流-❻
そして狙いは!❷=❸-流、❸-❶-流で行きましょう!
記者予想
悲願の地元周年覇者にその名を刻む。準優はいずれも❶ー❷決着で、予選1位から同12Rを逃げ切った山田康が優勝戦1号艇を手にした。今節は1年2カ月ぶりのGⅠ参戦だったが、ブランクを感じさせない快走でシリーズをリード。仕上がりも出足、伸びともに上位級で、大村→からつと連続優勝中とリズムもいい。「今年の大一番だと思っているし、周年は勝っておきたい」。深川の前ヅケ必至でもインは譲らない。GⅠ初優勝(2018年12月のダイヤモンドカップ)を遂げた地元で周年初制覇へ気合の全速逃げを繰り出す。
だが進入の乱れは確実。日増しに気配上昇の渡辺が柔軟な位置取りから勝負に出る。益田は展開を突いて一角崩し以上を狙う。見劣る機力を進入と剛腕で補う深川や、展開次第では湯川、磯部の台頭もある。
出走表
買い目
選手インタビュー
1 | 山田康二 | バランス型で中堅上位の足をずっとキープしている感じです。行き足、回り足は日替わりな感じもあるので、少し回転調整は必要ですね。伸びは上のほうかな。朝から試運転をしてペラ調整していく。さっき乗った感じはよかったので、それをベースにしていくつもりです。スタートは全速で行けていて、比較的いいのが行けているのかな。進入は出てみてですけど、インから行きたい。地元だし、気合を入れて走ります |
2 | 渡邉和将 | からつの相性は非常にいいと思っています。足は本体整備をしてからだいぶ上向いたと思う。行き足も変わらずいいと思うし、足自体に不安はない。回転がズレるときがあるので、そこだけ微調整しようと思う。スタートはだいたい全速で行けている。進入はいろいろ考えていきます。優勝だけ目指して頑張ります |
3 | 益田啓司 | もらったまま乗ったときはよくなくて、ペラ調整して乗っても前検はあまりよくなかった。でも初日に乗ったら悪くなくて、そこからほぼそのまま走っています。2日目のレース後にエンジンを組み直して、さらに少しよくなってそれからはほぼ何もしていません。機勝率を思えばすごく動いてくれていて、不満のない足。スタートはいいところを行けていると思います。進入は枠より内になることはなさそうなので、(枠より)外になりそうなので頑張りたいです |
4 | 湯川浩司 | はじめは出足型だったけど、だんだん伸び型になってきた感じです。仕上がりはもう十分ですね。これ以上はよくならないと思うし、もうペラだけやっていきます。スタートはほぼ全速で行っている。全速で行けたら、ちょっといいんちゃうかなって思っています。進入は分からない。どこからでも対応できるようにしていきたいです |
5 | 深川真二 | (前検は一番時計でした)前検だけですね、よかったのは。そこからは出ていないほうが多かったと思う。伸びがなくて乗り心地もよくなかったり。すべての足の底上げを求めて、朝からペラを叩いて焼きを入れているし、それで行くと思います。スタートは全部全速で行っているけど、少し下がっている。進入はどこまでも(内寄りを取りに)行く。(山田康二だけではなく)僕も一応、地元ですからね(笑)。最後まで一生懸命頑張ります |
6 | 磯部誠 | 伸びは平凡だけど、ターン回りは機勝率以上は全然あると思います。伸びは付かなかったので、もう5日目までの調整をベースに行くつもりです。スタートは、うーん…。まあそんなに見えている感じではないです。進入は真さん(深川真二)が、僕の首根っこを捕まえて一緒に3コースまで連れていってくれるようなので(笑)。ひとつでもいい着順をとって、真さん(深川真二)とフィリピン旅行に行きたいと思います(笑) |
選手コメント