※レースの成績や出走表などについては、急な変更や発売中止などもありますので、念のため主催者発行のものと照合してください。
スタート分析
12R・優勝戦メンバーのスタート特訓は第10R発売中に実施された。気になる風向きだが、ほとんど無風。進入は1本目と2本目がともに枠なり3対3。1本目は2コースの上條の気配が優勢で、スリットでのぞく感じがあった。6号艇の丸野も好ムード。インの瓜生も十分な動きをみせた。2本目は瓜生が100㍍付近からの深インに入ったため、さすがに目立つ感じはなかった。1本目同様、上條と丸野の気配がよかった。3本目は瓜生、丸岡、丸野の3人がスローから足を確かめた。上條、稲田、谷野は3本目は参加せず、ピットへ戻って調整する構えをみせた。ここからの調整次第では本番での変わり身があるかもしれず、展示気配もぜひチェックしたい。
記者予想
2007年のオールスターでSG初Vを飾ったメモリアル水面で完全復活を果たす。予選トップの瓜生は準優11Rを逃げ快勝。仕上がりは出足系統が良好で、伸びも悪くない。2度目の黄金ヘル戴冠を遂げた21年の当地グランプリ以来遠ざかっているビッグ制覇へ気合十分。一気の逃走劇でGⅠ21回目のVを飾る。実戦足抜群の上條、伸び強力な丸岡の地元コンビが瓜生撃破をもくろむ。スタートの踏み込み鋭い稲田のセンター戦や、タイトル初制覇に燃える谷野も連圏内だ
出走表
買い目予想
【本線】
❶↔❷ー❹❸、❶―❹―❷
【穴目】
❹↔❻、❹―❺流し
ゲスト予想コラム
いやはや恐れ入りました。何がって準優勝戦9Rの丸野選手ですよ。数年前に「守田選手と6コースのまわり方を研究している」と聞いてから6コースになる丸野選手には注目しておりましたが、なんとまぁ恐ろしい角度での捲り差しでしたな…2号艇が右に流れていくのが見える前に画面の外から突っ込んで来ましたからね。そんな丸野選手が優勝戦でも6号艇なんですから、買わないわけには行きません。ただし!その内には準優でカミソリスタートから石野選手を押し潰した谷野選手が準優と同じ5号艇に…。これまた恐ろしい。更には節間2コースから2着と1着という好成績を収めている上條選手がいるわけで…恐ろしい。と色々考えてたら、1-234-56のういち買いなのか、2コースが上手い選手の時にやる1-全-2、2-1-全の新ういち買いかでいいんじゃないかと思ったんです。合計14点ですから全部押さえてもプラスにはなるかも知れません。けど…恐ろしい。それだけで大丈夫なんでしょうか。準優でカドから捲り切ったイナダッシュも恐ろしいし、今4コースは買いと聞いている丸岡選手も恐ろしい。考えれば1-2-3でも何も不思議ではないし、何から何まで恐ろしくなってくるわけです。ただ、覚えておいてください。一番恐ろしいのはこのコラムを書いている私の最近の12Rの成績です。まるで当たってませんから。つまり、私があげた買い目以外が皆様へのおすすめの買い目という事だけは覚えておいてください。
元レーサーのここがポイント
優勝戦は好メンバーの一戦となりました。まずは仕上がりですが、地元の上條選手が一番出ています。予選トップ通過がかかった4日目4Rは4カドから攻めて行ったところをインの萩原選手に抵抗されて5着に敗れましたが、試運転の時から山崎選手をぶっちぎってましたから。結果的に予選トップの座は守れなかったけど、準優10Rも圧勝だったし優勝戦に入っても足は一番いいと思います。インの瓜生選手は準優11Rも含めてまだターン回りが合っていません。4日目12Rの「ドリームEX」は1号艇が瓜生選手、2号艇が上條選手で優勝戦と同じ並びだったんですが、あのレースは上條選手が2コースから差しました。瓜生選手はターンミスしていなかったけど、ターン出口の押しとか加速で差されたんです。その部分が解消できていなかったら、ドリームEXの再現はあるでしょう。ただ、瓜生選手はどっちかいうと止め系の調整をするので、気象条件的には晴れた方がいいし、回る条件になった方が歓迎なんです。だから優勝戦の湿度とか気象条件もちょっと考えて舟券予想してもらえれば…と思います。まずは瓜生選手がインから先制、それに対して上條選手は2コースから差すと思うけど、スタート展示の感じとかで駄目だと思ったら外マイする可能性はあります。石野選手が篠崎選手のイン戦に対して2コースからまくった3日目10Rのレースのようにね。当然ながら上條選手はあのレースをみて、イメージは残っているでしょうから。3号艇の稲田選手は準優9Rで4カドから一発決めたけど、スロー勢がスタートで遅れていたんで。足は悪くないけど、そこまでパンチ力はないし、本番までにどこまで上積みできるかがカギでしょう。4号艇の丸岡選手はいつもと違って今節は舟の向きとかレース足がいいです。4カドから稲田選手が攻めたところを差すか、スロー勢がスタートでもしも遅れたらカド一撃なんてシーンがあるかもしれません。5号艇の谷野選手と6号艇の丸野選手は準優と同じ枠番で登場となりました。どちらも仕上がりは悪くないけど、自力でなんとか…っていうのは厳しそう。ただ、稲田選手とか丸岡選手が攻める展開になれば侮れませんよ
選手コメント