※レースの成績や出走表などについては、急な変更や発売中止などもありますので、念のため主催者発行のものと照合してください。
スタート分析
第10R発売中にトライアル1st2回戦12Rに出場する6選手のスタート練習が行われた。TR2nd進出へ大勝負とあって、コース取りが注目されたが、練習は3本とも5号艇の今垣と6号艇の土屋に動きはなく艇番通りのコースで行われた。
1本目は土屋がスタートできず〝5艇立て〟の123/45となった。スロー勢いでは3号艇の深谷、ダッシュ勢では5号艇の今垣がややスリットでリードしたが、内2艇をまくれるほどの勢いはみられなかった。
2本目は枠なりオーソドックスな3対3。インの中島がスリットから軽快に伸び、4カド発進となった桐生のスリット足も目立った。他4選手も立ち遅れなどはなく、スリットからの足はほぼ横一線だった。
3本目は4号艇の桐生が外枠コンビをけん制するように早めにスローへ入り1234/56となった。内の3人は100メートル付近の深い起こしになったが、スリットまでの足は軽快だった。ダッシュの2人もTR1回戦からの上積みは見られたが、まくり切れるような勢いはなかった
記者予想
トライアル1st1回戦11Rで5コースから2着を確保した中島が、主役の座を譲らない。エンジンは前検から目立っていた伸びに加え、旋回系統も整ってきた印象だ。ここはスタートだけに集中して、先マイ一気に逃走態勢を固めるとみた。初戦は5着ながら、持ち前のスタート力と全速攻撃で見せ場を作った菊地が俊敏な差しハンドルで肉薄。初戦を快勝した桐生の4カド戦、上昇ムード漂う深谷も侮れない
出走表
買い目
ゲスト予想コラム
どーも!
いやー初日は美味しい配当が続き、後半は逃げばかりでしたが中々的中ならず…撃沈。
元レーサーのここがポイント
初戦で2着を確保した中島選手が注目の枠番抽せんで1号艇を引き当てました。しっかりインに入れるか気になるところですが、1走目を見る限りピット離れも大分マシになっていました。よかった伸びは落ちたけど、それでもその特徴を残しながらターン回りもよくなっていたし彼らしい、しっかりとした調整ができていたと思います。17号機は伸び型のペラで「どうなんかな」と思っていたけど、しっかりと調整ができていたし、あの動きならイン戦も全然問題ないと思います。現状でも伸びはいい方の部類だし、ターンでもしっかりと水をつかんでいた。中島選手はそこが一番大事なんでね。
菊地選手もいい調整ができていました。彼の好きな伸び型でスタート展示からその良さがにじみ出ていました。初戦は1マークでちょっと不運な面もあったんですが、あれがなければ2着もあったかなっていうレースでしたね。ただ、ここは枠なりなら2コースなんで差して順走か、もしかしたら差し切りまであるかなと。あとは深谷選手はセット交換したけど、ちょっとピリッとしない。その外の桐生選手の気配がいいだけに、ちょっと厳しいかな。
仕上がりは中島選手、菊地選手、桐生選手がよくて、深谷選手、今垣選手、土屋選手がもうひとつ。ただ、土屋選手はピット離れに絞って調整してきそうだし、(ピット離れで)飛ばす可能性があります。そのときは進入が難しい。内から126・345か、菊地選手の考え方次第では162・345もありそう。今垣選手も黙って6コースもないかもしれないし、スローへ入るかも。進入は本当に難しいし、スタート展示をぜひチェックしてもらいたいですね。
選手コメント