※レースの成績や出走表などについては、急な変更や発売中止などもありますので、念のため主催者発行のものと照合してください。
記者予想動画
スタート分析
9R後に12R優勝戦6選手による2本のスタート特訓が行われた。戦前から6号艇の大上が枠なりを示唆していたこともあり、進入に動きはなく、2本ともに3対3の枠なりとなった。
特訓1本目では1号艇の山口、4号艇の高橋がスリット近辺で軽快な行き足を披露。特に山口はスリット後も伸びていく雰囲気だった。6号艇の大上も伸びはよさそうに見えた。2本目でも山口の気配は上々で、大上も伸びはよさそう。さらに2号艇の辻の行き足もまずまずだった。仕掛けるタイミングが遅めだったこともあるが、3号艇の島村は2本ともに起こしから行き足の気配がやや重そうに見えた。前節V機を駆る山崎も行き足や伸びで目立つ感じはなかったが、むしろ実戦で威力を発揮してきたエンジンなので軽視は禁物だろう。
以上の気配を踏まえれば、山口がよほどの仕掛け遅れをしない限り、先マイは有力と思われる。
記者予想
山口が地元ファンの絶大な支持に応える。準優はいずれも❶ー❷決着。同12Rをイン速攻で制した予選1位の山口が、宮島で5節連続の優勝戦を絶好枠で迎える。好みの出足型と対極な伸び型に仕上げられた15号機を巧みに乗りこなし、5勝、オール2連対の快走。日増しにバランスも整え、全体に上位級の足に仕上げた。今節の平均STはコンマ09と仕掛けも鋭い地元が誇るSG覇者が、今年3度目、宮島では17度目の優勝へ速攻逃げを繰り出す。
地元5強相手に総合気配で勝る島村が難敵だ。先月の当地GⅠ69周年を含め4節連続V中の絶好調男が、センター快攻で当地連続Vを狙う。山口と島村がやり合えば、レース巧者の辻が突き抜けるシーンも。島村の攻めに乗る高橋、強パワーの山崎も侮れない。大上は展開の乱れを突きたい
出走表
買い目
ゲスト予想コラム
どーも!
元レーサーのここがポイント
一番怖いのはやっぱり3号艇の島村君じゃないですか。ガチンコで島村君と山口君がやり合ったときしか、山口君が飛ぶ可能性はないんじゃないかな。島村君はすごく調子がいいですし、こういう時は不思議と勝ってしまうものなんです。ここは小細工なしのまくり勝負になるんじゃないかな。
当然、山口君、2号艇の辻君もそれは分かっていると思うし、スタートを張り込んでくるでしょう。辻君はレース巧者ですからね。いまのボート界でレースのうまい選手といえば、僕の中では辻君と白井英治君が抜けていると思います。島村君も簡単にはまくり差しには入れないでしょう。島村君が勝つには〝3カド〟に引くこともありえるかもしれません。
そうなるとチャンスがあるのは、島村君の攻めに乗れる4号艇の高橋君。住之江でも握って握ってのレースをしているのを見て、『この子は面白いレースをするな』という好印象があります。
いずれにしても面白い優勝戦になりそうです。本命勝負なら山口君からでしょうけど、辻君は2コース想定で伸び型の仕上がり。もし人気するようなら思い切って舟券から外してみるのもアリかもしれません。
島村君はアタマあってヒモなしかもしれませんね。6号艇の大上君は6コースではさすがに厳しいかな。でも、好配当を狙うなら島村君が攻めていった場合の高橋君に加えて、エンジンのいい山崎君や、大上君といった外枠勢を絡めてみるのも面白いと思います。
選手コメント